「思い入れのあるもの。」
note
新しい仲間
本日、わたしたちの仲間が増えました。
どんな仲間がいいか、1年ほど前からずっと考えていました。
よく働いてくれる動きのいいやつか。
そして、先日私たちは彼を仲間にすることに決めたのです。
紹介します。。。

kumiko
ラウテンクラヴィーア演奏会
先日、近所のカフェ&ギャラリー寺家スタジオで行われたラウテンクラヴィーアの演奏会に行ってきた。奏者はチェンバロ演奏家で、製作者でもある山田貢先生だ。
もともとは、先生が散歩の途中、たまたま僕たちの工房に立ち寄っていただいたことがきっかけで知り合った。いろいろなお話を聞かせていただくうちに、その物語の世界から飛び出してきたような、どことなく空想的な佇まいにすっかり魅せられていた。

音楽にとって(音楽に限らず全ての表現においてかもしれないけれど)一番大切なのは世界観だと思う。どんなにテクニックのある演奏でも世界観がなければそれはただ正確な音の羅列に過ぎず、全く心に響いてはこない。
ゆうゆう散歩
先日、half moon furnitureがテレビ番組で取り上げていただけることになり、撮影があった。
出演させていただくのは「若大将のゆうゆう散歩」という番組で、加山雄三さんがhalf moonの工房に来ての撮影となった。
やりたいことがあって、必要なものがある。持っていないから自分で作る。極めて自然で、純粋なものづくりの衝動だと思った。
小学生たち
僕たちの工房に小学生たちがやってきた。
家具工房、陶芸作家さん、パン屋さん等、様々な候補地から子供たちが行ってみたい場所をそれぞれ選んで訪ね、普段なかなか触れ合う機会のない職業の人達と交流するというものだそうだ。
子供のうちからさまざまな価値観で生きている人達と触れ合うことはとても有意義なことだと思う。僕は特に、ものづくりの場が子供たちにとってもっと身近なものになるといいな、と常々思っているので喜んで引き受けることにした。
子供たちは普段見慣れない木工機械に興味津々。実際に機械を回して加工してみせると大興奮。
機械で切った小さな木片をみんなに上げると大喜び。
「どうする?帰ったらみんなに自慢する?内緒にしておこうか。」
なんて相談していた。
材料としてのザラザラの木、家具になってツルツルに仕上げたもの。それぞれ触らせてあげると
「これがこんなになるんだ! 気持ちいい。」
みんなで仕上がった家具にしがみついていた。
物があふれていて、必要なものを自分で作るという機会が極端に少なくなった今の時代、大人であっても、人の手で材料が加工され物が作られているということをきちんと想像できる人は少なくなっているのではないかと思う。
帰り際、誰かが言った。
「half moonに来てよかった!」
なんて嬉しい言葉だろう。
今思い出しても温かい気持ちになる。
サイドボード
展示用家具として「サイドボード」を製作しました。


それぞれ自然のままの色のためか、全体として調和のとれたやわらかい雰囲気のサイドボードとなっています。古き良き日本文化「つちかべ」を家具の一部に取り入れることで、どこか和の雰囲気を感じていただければと思います。
和にも洋にも合う新作サイドボード。
W1800xD400xH690 ¥285,000(税別)
「寺家回廊」ありがとうございました

今年もたくさんの方々とお話でき、とても充実した楽しい3日間でした。
10月より第4日曜日は工房をオープンしていますので、お気軽にお越しいただき
HALFMOON FURNITURE WORKSHOP
小栗 崇/久美子
AVボード
何度か打ち合わせを重ね、収納する機器、配線経路等をお伺いして全てのものがきちんと収まるように設計する。



納品して、お客様と一緒に機器を収納、配線してゆく。のんびり雑談しながらの作業がなんだか新鮮で楽しい。一時間ほどで無事全ての機器が収まった。家具は部屋の雰囲気にもしっくり馴染んでいて、あるべきところに来たのだと安心する。
虫たち
その視線の先にいるのは「昆虫」だ。

まるで葉っぱに見える虫。

「昆虫読本」「日本昆虫記」
「蝶の蛹(さなぎ)は、木の上にあるものは緑色に、板塀にあるものは茶色、石の上にあるものは灰色になるんだって。」
kumiko
本のための家
横浜青葉区の閑静な住宅街に夢のような建物が完成した。
住宅の庭に現れたその建物は、植本計画デザインの設計による「本のための家」だ。

本棚には可動棚が入るのが一般的だ。しかし今回は、「入れる本は全て決まっているので棚板を動かすことはない。棚板は全て固定で良い。」とのことだった。
そうだよな、それでこそ特注だよなあなどと思いながら、本がびっしりと並ぶところを想像していると楽しくなった。僕が本を並べるわけではないのだけれど。。



ここに流れる豊かな日常の時間を想うとわくわくする。
屋外用ローテーブル
納品翌日、お客様から電話が入った。
「あのテーブル、二階の窓から見てもとってもいい感じよ!」
そのことを伝えるためにわざわざ電話をくれたのだった。なんと温かい心づかいだろう。



久しぶりの、、、
随分久しぶりの更新になってしまった。
あまりに長い間ブログが更新されていないので、僕が入院でもしたのではないかと心配していたとのことだった。大変申し訳ない気持ちになる一方、いつもこのブログを見てくださって、気にかけていただいていたということがとても嬉しかった。