建築家 宮原輝夫さんの設計した住宅に、宮原さんがデザインしたダイニングテーブルの
製作依頼をいただいた。当初、直線的な四角いテーブルと、曲線的なテーブルの2案のデザインがあり、シャープな四角いデザインのものになると思い、心の準備をしていた。
製作依頼をいただいた。当初、直線的な四角いテーブルと、曲線的なテーブルの2案のデザインがあり、シャープな四角いデザインのものになると思い、心の準備をしていた。
”どんでん返しで丸い方のテーブルに決まりました!”
気持ちを切り替え、決まった方のテーブルの図面とにらめっこ。
建築家やデザイナーさんからの仕事は普段自分たちが考えない発想のものが多く、
その製作方法を考えたり、想像しているものを実際に具体的な形にしていく過程が
難しくもあり楽しくもあります。
難しくもあり楽しくもあります。
色々な道具を使い試しつつ、形を作っていく作業は、普段あまり使用しない道具も使い、悩みながらも楽しい作業となった。
脚の形状を目や手で確認しながら、何度も客観的に見てほぼ手加工で製作した。
脚の形状を目や手で確認しながら、何度も客観的に見てほぼ手加工で製作した。
先日、完成したテーブルを見に宮原さんとスタッフの谷口さんが工房まで来てくれた。
完成したダイニングテーブルを見て、
「イメージ通りです!」「かわいい☆」と、とても満足して頂きました。
このテーブルは「kurage」と命名されました。
photo:miyahara teruo
建物を設計し、その空間の為にデザインされたダイニングテーブル「kurage」。
昨日、引き渡し目前の住宅に完成したテーブルを納品した。
その空間にとても馴染んでいる姿に生活の風景の一部が見えたような温かい気持ちになった。
その空間にとても馴染んでいる姿に生活の風景の一部が見えたような温かい気持ちになった。
宮原建築設計室:http://www.miyahara-arch.com/
kumiko