僕たちの工房に小学生たちがやってきた。
先月の寺家回廊の時に近所の小学校の先生が見えていたそうで、後日ご連絡をいただき、二年生の「町探検」というプログラムで子供たちを工房に連れてきたいとのご相談をいただいた。
家具工房、陶芸作家さん、パン屋さん等、様々な候補地から子供たちが行ってみたい場所をそれぞれ選んで訪ね、普段なかなか触れ合う機会のない職業の人達と交流するというものだそうだ。
子供のうちからさまざまな価値観で生きている人達と触れ合うことはとても有意義なことだと思う。僕は特に、ものづくりの場が子供たちにとってもっと身近なものになるといいな、と常々思っているので喜んで引き受けることにした。
家具工房、陶芸作家さん、パン屋さん等、様々な候補地から子供たちが行ってみたい場所をそれぞれ選んで訪ね、普段なかなか触れ合う機会のない職業の人達と交流するというものだそうだ。
子供のうちからさまざまな価値観で生きている人達と触れ合うことはとても有意義なことだと思う。僕は特に、ものづくりの場が子供たちにとってもっと身近なものになるといいな、と常々思っているので喜んで引き受けることにした。
今回、half moonを選んでくれた子供は10人。(全ての候補地で一番多かったらしい。それだけでもうれしい。)さっきまで静かだった工房に子供たちの元気な声が響き渡る。中には半袖、半ズボン姿の子もいた。そんな姿になんだか安心する。
子供たちは普段見慣れない木工機械に興味津々。実際に機械を回して加工してみせると大興奮。
機械で切った小さな木片をみんなに上げると大喜び。
「どうする?帰ったらみんなに自慢する?内緒にしておこうか。」
なんて相談していた。
材料としてのザラザラの木、家具になってツルツルに仕上げたもの。それぞれ触らせてあげると
「これがこんなになるんだ! 気持ちいい。」
みんなで仕上がった家具にしがみついていた。
物があふれていて、必要なものを自分で作るという機会が極端に少なくなった今の時代、大人であっても、人の手で材料が加工され物が作られているということをきちんと想像できる人は少なくなっているのではないかと思う。
子供たちは普段見慣れない木工機械に興味津々。実際に機械を回して加工してみせると大興奮。
機械で切った小さな木片をみんなに上げると大喜び。
「どうする?帰ったらみんなに自慢する?内緒にしておこうか。」
なんて相談していた。
材料としてのザラザラの木、家具になってツルツルに仕上げたもの。それぞれ触らせてあげると
「これがこんなになるんだ! 気持ちいい。」
みんなで仕上がった家具にしがみついていた。
物があふれていて、必要なものを自分で作るという機会が極端に少なくなった今の時代、大人であっても、人の手で材料が加工され物が作られているということをきちんと想像できる人は少なくなっているのではないかと思う。
最後に昨日たまたま工房の軒から取った蜂の巣を見せる。気持ち悪がるかなと思ったけど、全然そんなことはない。みんな手にとって観察していた。
30分ぐらいの予定がいつの間にか1時間近く経っていた。
帰り際、誰かが言った。
「half moonに来てよかった!」
なんて嬉しい言葉だろう。
帰り際、誰かが言った。
「half moonに来てよかった!」
なんて嬉しい言葉だろう。
僕たちにとっても新鮮で、楽しい時間になった。
今思い出しても温かい気持ちになる。
今思い出しても温かい気持ちになる。
takashi