横浜青葉区の閑静な住宅街に夢のような建物が完成した。
住宅の庭に現れたその建物は、植本計画デザインの設計による「本のための家」だ。

この家の建設にあたって、約14mの壁面いっぱい、天井まで広がる全ての本棚の製作をご依頼頂いた。このお話をいただいたとき、製作した本棚が全て工房に入りきるだろうか、作ったはいいけれど工房から出せなかったりして、などと危惧しつつもわくわくした。
本棚には可動棚が入るのが一般的だ。しかし今回は、「入れる本は全て決まっているので棚板を動かすことはない。棚板は全て固定で良い。」とのことだった。
そうだよな、それでこそ特注だよなあなどと思いながら、本がびっしりと並ぶところを想像していると楽しくなった。僕が本を並べるわけではないのだけれど。。
本棚には可動棚が入るのが一般的だ。しかし今回は、「入れる本は全て決まっているので棚板を動かすことはない。棚板は全て固定で良い。」とのことだった。
そうだよな、それでこそ特注だよなあなどと思いながら、本がびっしりと並ぶところを想像していると楽しくなった。僕が本を並べるわけではないのだけれど。。
工房は14m分の本棚で埋め尽くされながらも全て無事完成し、搬入、取付も順調に進んだ。前後二層のスライド本棚の動きも問題ない。



それにしても、なんて贅沢な空間だろう。家の中の一部屋を書庫にすることとも全然違う、自分専用の書斎を持つこととも違う、開放的に区切られることで生まれた「夢の空間」。
ここに流れる豊かな日常の時間を想うとわくわくする。
ここに流れる豊かな日常の時間を想うとわくわくする。
takashi