ふと立ち止まり、
手を触れて、その物語に想いを馳せてみる。
その先にゆったりと広がるもう一つの世界。
そこはやわらかな木洩れ日で満たされていた。

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SHOW ROOM OPEN:毎月第4日曜日 13:00〜17:00
HALF MOON FURNITURE WORKSHOP (ハーフムーン ファニチャ ワークショップ)
横浜市青葉区寺家町にある家具工房。家具修理やオーダー家具を設計・製作しています。

9月23日(日)工房OPEN致します。

HALF MOON FURNITURE WORKSHOP

OPEN : 毎月第4日曜日 13:00〜17:00

 

今月も工房オープン致します。

小さなスペースですがオリジナル家具の展示をご覧いただけます。

家具のご相談や工房にご興味のある方は、お気軽にお立ち寄りください。

 

お待ちしております。

 

※一部の展示品を現品販売しております。

すべて一点ものになりますので、ご興味のある方はお問い合わせください。

HOUSE PROJECT -家全体について

 

HALFMOON

昨年から携わっていた住宅が7月はじめに完成しました。

今回の家づくりでは、私たちHALFMOON FURNITUREが家全体の設計から、建築に付随する建具やキッチン・洗面台・各収納からTVボード、ダイニングテーブル、椅子の置き家具まで、デザインから製作まで担当させていただきました。

 

場所は葉山。今回の敷地は3方向家がある旗竿地。お客様のご要望は、車を2台並列駐車、リビングは1階、できる限り広いLDにしたいとのことでした。これらのことを考慮すると、南側に採光が期待できるほど建物をバックさせられないため、南東方向より光を取り入れるプランニングになるよう心がけました。さらに光が1階のダイニング側にも届くよう、階段上に天窓を設け間接光が入るようにしています。とても明るい階段となり、リビングに視線も抜けて、気持ちの良い空間になりました。

 

家づくり 家具

 

 

1階はLDKと水廻り、和室があり、全体がつながっているプランです。玄関からリビングへ、水廻りからダイニングへ、ゆるく遮りながら、視線は抜ける通路があります。また、空間の広がりを感じられるようリビングやキッチン・和室にいるときの視線向こう側の景色を意識し、心地よく生活できるよう間取りはもちろん、家具や建具の素材の使い方を工夫しています。

 

HALFMOON

1階LDK  縦格子の向こうは和室

 

HALFMOON

(左)玄関からリビングへ (右)水廻りからダイニングへ 

 

 

2階は寝室と子供部屋、書斎です。お子様たちそれぞれが色を添えていければと思い、最低限の機能を満たしシンプルな部屋にしています。家全体のプランは各部屋が東を向くシンプルな構成ですが、吹き抜けやバルコニーなどの建築に関わる部分や、間仕切り部分にもガラスを利用するなどの工夫で、上下の階や各部屋がプライバシーを保ちつつも繋がった空間になっています。

 

HALFMOON

(左)2階廊下 右側には2.5階の書斎 (右)階段の吹き抜け部分を利用した書斎/書斎下は収納

 

 

建築と家具、それぞれの素材が統一されることで、質の高い心地よい空間になったと思います。

今回は家の空間について、次はキッチンなどの水廻りや家具・建具についてブログでご紹介させていただきます。

 

kumiko

 

8月26日(日)工房オープン致します。

HALF MOON FURNITURE WORKSHOP

OPEN : 毎月第4日曜日 13:00〜17:00


今月も工房オープン致します。

小さなスペースですがオリジナル家具の展示をご覧いただけます。

家具のご相談や工房にご興味のある方は、お気軽にお立ち寄りください。


お待ちしております。


※一部の展示品を現品販売しております。

すべて一点ものになりますので、ご興味のある方はお問い合わせください。

7月22日(日)工房オープン致します。

HALF MOON FURNITURE WORKSHOP

OPEN : 毎月第4日曜日 13:00〜17:00

 

今月も工房オープン致します。

小さなスペースですがオリジナル家具の展示をご覧いただけます。

家具のご相談や工房にご興味のある方は、お気軽にお立ち寄りください。

 

お待ちしております。

 

※一部の展示品を現品販売しております。

すべて一点ものになりますので、ご興味のある方はお問い合わせください。

内覧会のご案内

 

この度、葉山町にてHALFMOON FURNITUREが建物の設計から家具のデザイン製作までトータルで携わった家が完成致します。施工は茅ヶ崎の松尾建設。

 

お施主様のご厚意により、この度内覧会を開催できることになりました。

 

私たちが理想とする、建物から家具までつながりのある空間作りを目指し、シンプルでありながら上質で心地よい住空間になるようデザイン設計させていただきました。

 

松尾建設とHALFMOON FURNITUREがともに力を合わせて建てられた家。 ご興味のある方は、是非ご高覧頂きたくご案内申し上げます。

 

***** 内覧会は予約制となっておりますので、事前にメールいただければ幸いです。 メールにて現地場所をお知らせいたします。 mail:  halfmoon.f2012@gmail.com (小栗 )  tel:045-532-8164

6月24日(日)工房OPEN致します

HALF MOON FURNITURE WORKSHOP

OPEN : 毎月第4日曜日 13:00〜17:00

 

今月も工房オープン致します。

小さなスペースですがオリジナル家具の展示をご覧いただけます。

家具のご相談や工房にご興味のある方は、お気軽にお立ち寄りください。

 

お待ちしております。

 

※一部の展示品を現品販売しております。

すべて一点ものになりますので、ご興味のある方はお問い合わせください。

5月27日(日)工房OPEN致します。

HALF MOON FURNITURE WORKSHOP
OPEN : 毎月第4日曜日 13:00〜17:00
 
今月も工房オープン致します。

小さなスペースですがオリジナル家具の展示をご覧いただけます。
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お待ちしております。

 

※一部の展示品を現品販売しております。

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掘り炬燵、ローテーブル製作

掘りごたつ ローテーブル

 

東側の大きな掃き出しの窓を開け放って庭の枝垂れ梅を眺めていた。時折、小鳥たちが飛んできて、しばらく羽を休め、また飛び立ってゆく。この家を立てる前からそこにあったという枝垂れ梅。この家の設計士はこんな眺めを想像して、ここに和室を作ったんだなということがよくわかる。

こんなにいい部屋だったのかと改めて思う。部屋そのものが良いのはわかっていただけれど、部屋に中心ができることで、ゆったりと居座ることができるようになった。これまでにも何度もこの部屋には来ていたのに味わったことのない感覚だった。

 

 

ご家族で麻雀をはじめたとのことで、和室に長時間座っていられるように堀り炬燵をつくりたいとのご相談をいただいた。

当初お客様は、和室の床を一部抜き、堀り炬燵にしてそこに自動麻雀卓を置くことを検討されていた。

でも、

と思った。この家に自動麻雀卓は絶対に似合わない。

HALF MOON設立の年に出会って以来、まるで親戚のように応援していただき、お付き合いさせてもらっているお客様。ものに対する、生活に対するこだわりの強さをよく知っている。自動麻雀卓には反対した。

もちろん、作り手のエゴで家具を提案すべきではないと常々考えている。もしこれがあくまでも麻雀中心のお話であれば、それはそれで尊重すべきだと思う。だけど、この家の生活にはどう考えてもそれは似つかわしくないと思えた。

 

結局、床を抜いての掘りこたつ工事と合わせて、ローテーブルも製作させていただくことになった。

障子を開け放つとダイニングからもつながる和室。すっきりとした、シルエットの綺麗なローテーブルが似合うと思った。

 

 

 

 

 

掘りごたつ ローテーブル

 

掘り炬燵を作って以来、麻雀だけでなく、和室で過ごす時間が多くなったという。この家を建てて5年が過ぎ、これまであまり使ってこなかった和室を楽しんでいるという。家具が入ることでその部屋がより良く生きてくれたら、それは理想的なあり方だと思う。

 

takashi

 

もったいない

もったいない、もったいない、って言っているうちに本末転倒、結局一番もったいない結果になることがよくある。

良い木材が手に入って、もったいなくて削れない。使えないまま何年も何にもならず、ただそこにあるだけ。結局もったいない。

 

そういえば僕の祖父さんもいつももったいないと言っていた。ある日、ラーメン屋で残したラーメンがもったいないとビニール袋に入れて持って帰ってきた。その後、それを誰かが食べたのかどうかは知らない。亡くなる直前まで、もったいなくて死ねないと言っていた。

 

この仕事をしていて、特にテーブルを作ったとき、お客さんからご相談を受けることが時々ある。傷つけたり、汚したりするともったいないからテーブルクロスを敷いたほうが良いのではないかと。そんな時僕はいつも、せっかくの無垢の板を覆ってしまうのはもったいないので、多少のキズや汚れがついたとしても、それも含めてそのままの木の風合いを楽しんでいただきたいとお答えしている。それは極めて一般的で一方向的な価値基準だけれど、やはり木の手触りや、使い込むことで増してゆく風合いは何にも変えがたい魅力がある。そしてその素材の魅力を存分に楽しんでいただきたいと心から思っている。それを覆ってしまうのではやはりもったいない。

 

だけど、先日僕のそんな一般的な考えを見直すことになる少し「衝撃的」な画像が送られてきた。

僕の幼なじみの友人の実家で30年以上使われてきたダイニングチェアの座面の張り替えをさせていただいた。ご家族の思い出の詰まった4脚の椅子。古いけれど木部はまだまだしっかりしていたので買い換えてしまうのはもったいない。座面と背もたれを茶色の布に張り替えてお戻しし、とても喜んでいただけた。

 

それからしばらく経って、僕の友人からその椅子の写真が送られてきた。

「これ、おかしいよね?」

という言葉とともに。

 

 

張り替えた座面と背もたれにはそれぞれ別の布が被せられていて全く見えない。常にこの状態で使っているらしく、友人は張替え後にも何度か実家に帰り、座っていたのに、張り替えたことにすらしばらく気が付かなかったという。

 

その写真を見たとき、確かに「おかしいよ。もったいないよ。」と思った。でもその直後、このまま食事をしている様子を想像してみると、その姿がなんとも可愛らしく、なんだかうれしいような、暖かな気持ちになってきた。

ひとつもおかしくなんかない。こういうのも一つの価値観として素敵なことかもしれないと、すぐに思い直した。

家具の価値って何だろうと思う。格好良さ、使い勝手や心地の良さ、思い入れ、そのものが持つ物語。いずれにしてもそれらは個人的な価値観にもとづいたもので良いのだと思う。本人にとって絶対的なものであればそれ以上のものはない。そして、本当に大切なものは常に見えるところに置くとは限らない。

そのお客様にとってこの椅子たちは、様々な思いの詰まったとても大切なもの。張り替えられて綺麗になった座面に直接座る心地良さはもちろんあるけれど、それ以上に新しく張り替えられた座面を汚さないよう、傷めないように保護して、これからまた長く使っていけるという事実の方が大切なことであり、希望なのだと思う。

どんな本や雑誌を見ても決して載っていない、どんな流行の受け売りでもない本人だけの絶対的な価値基準。素敵だと思う。

今まで全く視線を向けることがなかった方向に目を向けさせてもらったような、ハッとさせられる出来事だった。

 

takashi

4月22(日)工房オープン致します。

HALF MOON FURNITURE WORKSHOP
OPEN : 毎月第4日曜日 13:00〜17:00
 
今月も工房オープン致します。

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