チェリー材の丸テーブル

 

丸テーブル チェリー

 

お客様ご家族と実際にお会いしたのは、納品にお伺いした時が初めてだった。

それにもかかわらず、こんなにもお客様ご家族の存在を感じながら製作できたのは初めての感覚だった。

 

新築のご自宅に丸テーブルを探していたところ、以前ブログで紹介していたチェリー材の丸テーブルをご覧いただいたとのことで、茨城県水戸市からお問い合わせをいただいた。

遠方からのお問い合わせだったため、打ち合わせ段階ではお会いすることができず、メールでのやりとりで詳細を詰めていった。

そんなやりとりの中で、とても嬉しいメールをいただいた。そこにはご家族全員の写真とそれぞれの紹介文が記載され、製作にあたってご家族のことを少だけ想い浮かべて欲しいとの内容が書かれていた。

それは僕たちがものを作る上で何よりも大切にしていることだ。もちろん姿形の美しいものを作ることは作り手として一生追求し続けなければならないとても大切なことだ。けれど一方で、そんなことは最終的にはさほど重要なことではないのではないかとも思う。

気に入ったものを持つということは、何度も読み返せるお気に入りの本を持つようなもののような気がする。その中にどんな風景を想像できるのか。それは極めて個人的な風景で良い。そうなった時にそのものは、何にも変えられない唯一無二の存在になるのだと思う。

 

 

 

 

 

丸テーブル チェリー

 

takashi