キッチンカウンター

キッチンカウンター

先日、新築のご自宅にキッチンカウンターと収納を納品しました。

 

寒い冬が終わり春が来たころ、一通のメールを頂いたことがこのお客様との出会いです。

これから家を建て始めるところで、キッチンのカウンターを探してるとのこと。リビングダイニングのメインの場所で、内装の雰囲気にあったものをご希望。ただ、家全体のこともあり予算は限られているとのことでした。

 

丁度そのとき、葉山の住宅の設計と家具の製作をしていたころで、よく住空間と家具について考えいる時期でした。建築との兼ね合いで家具まで予算がいかないことが多いですが、経年変化も楽しめる、木の持つ魅力を感じてほしいなと思っていました。

 

メールでのやりとりの後、実際に工房にお越しいただき、雑談を交えながらこれから始まる自宅のことなど楽しくお話させて頂きました。木のもつ温もりやその佇まいを感じて頂け、お客様の大切にするところを私たちも十分に理解しながら、何度か打ち合わせを重ね、製作へと進むことになりました。

床材や壁の内装と合うよう、ナラの節あり材を使ったキッチンカウンターをご提案させて頂き、キッチン側は予算のことも考慮し、既製のラックなどを収納できる寸法としました。

 

 

 

無垢の木材は、同じ樹種でも一つして同じ色、同じ木目のものはありません。

シンプルな無垢板のカウンターですが、その自然の木目の存在感、佇まいは美しいものだと思います。

木目や表情の生かし方も、作り手それぞれの個性となる部分でもあります。

 

リビング側の収納

 

今回の打ち合わせの中で、ご夫婦共に木に触れたときの心地よさを大切にし、ウレタン塗装ではなくオイル仕上げを選択されたときの、お二人のやりとりや表情がなんだか印象的でした。木の触り心地、大切ですね。

 

kumiko