窓の外に広がる逗子の海では多くのウィンドサーファーたちが風を受けていた。近所の高校のヨット部員たちらしき姿も見える。砂浜には週末の日差しを楽しむ人たちがたくさん出ていた。
青葉区に工房を構える前、しばらくこの近くに住んでいたこともあり、僕にとっても馴染み深い秋の風景だった。家具を搬入、取り付けをしている間もなんだかとても心地よく、落ち着いた気持ちで作業を進められた。
その海岸沿いのマンションに住まわれるご夫婦から壁面収納製作のご相談をいただいたとき、以前住んでいた場所からあまりに近いことに驚いたと同時に、わくわくするうれしさがあった。
お客様のご要望は、リビングの壁面に巾約2.4m、高さは天井まで一杯、約2mの収納を作りたいとのことだった。
工房での最初の打ち合わせの後、ラフプランを作成し、お客様のマンションのリビングを実際に見させていただきながら、使用する材料、収納するものの寸法、コンセントからの配線経路、使い勝手等打ち合わせを重ね詳細を詰めていった。
お客様のご要望は、リビングの壁面に巾約2.4m、高さは天井まで一杯、約2mの収納を作りたいとのことだった。
工房での最初の打ち合わせの後、ラフプランを作成し、お客様のマンションのリビングを実際に見させていただきながら、使用する材料、収納するものの寸法、コンセントからの配線経路、使い勝手等打ち合わせを重ね詳細を詰めていった。


海の見えるリビングにオーク材の壁面収納。無垢板の重厚感と深い温かみがなんとも心地よい。これから日常の風景の一部になっていく家具。季節とともに移り変わっていく窓の外の風景とも調和してくれたらいいと思う。
takashi