いつの間にか。

しばらく忙しくしていたせいか、あまりに見慣れた風景になってしまったせいか、

ほとんど気に留めなくなってしまっていた工房周辺の田んぼ。
いつの間にか稲はすっかり熟し、稲刈りの季節になっていた。
7月のはじめ、一番最後に田植えをしていた矢口さんの田んぼでも、刈り取られた全ての稲が
束ねて干され、秋の風景が広がっている。
「いつの間にか」と思うのは少し寂しい。日々、身近な自然に目を向ける心の余裕を
持っていなくては、と思う。
takashi