泥だんごワークショップ

 「光る泥だんご」

かつて、日本の住宅では土壁を見ることができましたが、現在はクロスが主流となり
土壁を見ることが少なくなりました。
樹脂を混ぜ、いかに早く簡単に施工できるか、様々なメーカーが便利なものを
作り出し、昔の職人さんの知恵と技術を知る機会もなかなかありません。
私にとっての土の師匠である「田村 和也」さんにお会いしたのはもう10年以上も
前のことです。田村さんからは左官の技術を教わったり、泥だんごのワークショップの
お手伝いをしたり、色々なことを土を通して教わっています。
全国の日本の土の色(写真:田村和也氏提供)
その経験を生かし、今日茅ヶ崎の海に近い小学校で泥だんごつくりをしてきました。
真剣に教えていたら、すっかり泥だんご製作風景の写真を撮るのを忘れてしまいました。
終わった後の教室の風景です。。。
ぴっかぴかの泥だんごをみんなとっても嬉しそうに、大切にお家に持って帰りました。
今は少なくなった土壁ですが、その原点である泥だんごがこれからもずっと、残ってくと
いいなと思います。
kumiko
泥だんごの芯:このジャガイモのような芯を丸く真球にし色を付け、ぴかぴかにします
ぴかぴかに光った泥だんご